NAKATA Suguru / 中田 勝

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2017.June

 2017.6.30(Fri) 東京 雨のちくもり
朝からおにぎりを握って大学に。小雨なので悩んだが、今日も千代田線で登校。午前中は全然集中力がなく、先輩と次の実験のことについて与太話するなど。スケジュールを見直して、第一原理計算を習得するのは7月が一番良いと思ったので、先輩にノウハウの教示をお願いした。軽くWien2kについて調べたりしていた。
昼はカフェに行きたかったが、午前中の集中力のなさの自戒も込めて居室で勉強していた。昨日読んでいたSTMの論文をサクッと読みきるつもりだったが、読めば読むほど軽く受け流すわけにもいかないことが分かってきたので、結局夕方までずっとこれを読んでいた。夕方ごろ、以前ぼくの家に服を忘れて帰った駒場の友人が取りに来たので返した。それから京都のときの研究室の先輩が東京に来ていたので彼をコロキウムに連れて行った。そういえば、昼間生協にお菓子を買いに行ったとき、京都の頃からの同期ともばったり会った。今日は友人によく会う日だ。
夕方からは超伝導コロキウム。今回は指導教官の講演だった。昼間にSTMの論文を読んでいたおかげで、先生方が議論していた話についていけた。自分のテーマは確かにチャレンジングだが、最先端の内容なんだなと最近よく実感する。
コロキウムのあとは、留学生の同期とディスカッション。ぼくと同じ物質を扱っている彼は大変勤勉なので、議論していると身になるし楽しい。年次報告書を提出し、歩いて帰宅。
 2017.6.29(Thu) 東京 晴れ
午前中はディスカッションの準備の続き。実験室で声を出して練習する。その後は発表で引用している論文のチェック。 昼休みは国際交流カフェ。御殿下ジム近くでハイチ料理を買ってスタバ上に向かう。今日はなかなか良い感じだったが、どのくらい自分から話を持ち出すかで悩んでしまった。
昼からはDr. Mathoのセミナー。理論の話は難しかったが、腑に落ちなかった部分について質問して、多少理解できたのがよかった。その後居室でディスカッション。小林先生がかなり盛り上げた後に発表するのはかなりしんどかったが、一応新しい知見も得られたので良かったことにする。最近は自分のアウトプットばかり意識しすぎて、相手の言っていることを理解しようとする姿勢が足りなかった、と感じた。もう少し映画とかドラマとかも見て、相手のメッセージを受け取る練習もしないといけないと感じた。
夕方は年次報告書を仕上げ、指導教官に送信。その後は御殿下でトレーニング。夜はディスカッション中話題に上がったSTMの文献を読み、帰宅。帰宅後Feynmann diagramの勉強とPythonの環境構築。Pythonの環境はおとというまくいったと思っていたのだが、まだダメだったらしい。この日記を書くためのGUIアプリができるのはいつになることやら。。。
 2017.6.28(Wed) 東京 雨のち曇り
朝起きたらPyQtのダウンロードが終わっていた。恐る恐る正しくダウンロードできていたかチェックするとできていて大変嬉しかった。教えてくれた彼女に感謝である。そうこうしていると、火災報知器の動作確認にマンション会社の人が来た。今日は雨なので電車で大学に。とりあえずarXivを確認。それにしても2日に一本くらいはネマテシティ関連の論文が出ているような気がする。その後明日のディスカッションの資料準備。
昼休みにドイツの勉強。ついに会話本が終わった。ちょうど文法が気になってきたところでもあるので、良いタイミングで文法の勉強に移れそうだ。
昼からセミナー&ミーティング。明日のディスカッションで話すことがほぼ確定になったので、話す練習をしないといけない。ミーティングの後は先輩たちに、最近気になっていた誤差の決め方について話し合って、いろいろとスキルを教えてもらった。統計とか誤差についてあまりまとまった知識がないのが痛い。聞けばわかるのだが、直感として持っていないので話についていきづらい。聞いたことをノートにまとめて、帰宅。
夜はバイト。家に帰ってから、本当はPythonで遊びたかったのだが、ディスカッションの練習をしている。今は現実逃避を兼ねて日記を書いている。
 2017.6.27(Tue) 東京 晴れ
午前中はarXivを眺めて、その後指導教官に昨日までの結果をディスカッション。現状報告を一方的に伝え、できそうなことを模索する。
昼休みはドイツ語の勉強をした。今日のところはやけに出てくる単語が難しかった。そのあと居室に帰ると、後輩が解析で悩んでいることがあったようだったので、自分からできるアドバイスをした。アドバイスした後で、今回の解析でまだ自分がそれを試していないことに気がつき、ちょうど午前のディスカッションとも関連する内容だったので、それを実装するためのプログラムを書く。
夕方は工学部のセミナーに参加し、小林先生の発表を聞いていた。「仕事は選べるが、人は選べない」という先生の言葉が強く印象に残った。発表後のディスカッションで放射光施設の自動化でかなり盛り上がっていたのが印象的だった。きっと理学系のセミナーだとそういう話は真面目に議論されずある種の笑い話として過ぎ去り、あくまでもディスカッションは物理の内容に重点を置いている気がするのだが、工学系だと実験や作業の生産性の重要性などもきちんと議論しているところが新鮮だった。こういうある種工学的な(と自分が思っている)知見も大切だよなぁ。セミナーのあと授賞式で東大に来ていた、京大の同期の友人と10数分ほど立ち話(実際には座っていたが)。彼は極めて優秀ですでにいくつも業績を出しているので、ぼくも見習わねばならない。久しぶりに互いの近況を話していて楽しかった。
夕方からもプログラム書きの続き。完成しきらなかったが兆候は見え始め、(最後までやってみないとわからないが)今までの解析とあまり変わらなさそうだということが見え始めた。埒があかないので御殿下でトレーニング。時速を1km/h早くすると、足にかかる負担が急に大きくなる。トレーニング後、プログラムを見直し、何がダメかを把握した。修正案を明日以降考える必要があるが、うまくいっても大した結果が得られそうになくあまり気乗りしない。
家に帰ってからはPyQtのインストールとひたすら格闘。bashなど基礎的な知識が欠落した状態でterminalをなんとなくで使っていたので、その周辺の事項について調べながら進めているが、まだうまくいかない。最近は御殿下のトレーニングと夜に場の理論の勉強をするか、Pythonの勉強をすることが1日の楽しみになってしまっている。研究を楽しみたい。
 2017.6.26(Mon) 東京 雨のち晴れ
朝は雨だったので、家で作業して昼から大学に。メールを確認すると、年次報告書の添削が返ってきていたので、それを見ながら少し修正。テンプレが公式に置いてあったので、書式はそれに従って書き直した。工作室に頼んでいた見積もりができたようなので、研究室で確認し、発注。その後少しarXivを覗いたが、興味のある文献はなかった。
その後週末回していた計算の結果の妥当性を調べようと思って、Luttingerの定理の関数を書いた。すると思いもよらぬ結果が出て、今まで不思議に思っていたことがかなり明らかになった。明日以降詳しく調べる。
夜は御殿下に行って、帰宅。麻婆茄子を自炊。そのあとFeynmann diagramの本を読み進めた。少し難しくなってきた。Pythonの勉強もしようと思っていたが、今日はできなかった。平日夜はこのどちらか一方が限界かな。
 2017.6.25(Sun) 東京 曇り
昼から巣鴨でバドミントン。今日は結構強かった。夜は気になっていた近所の居酒屋に。教えてもらいながら少しPythonの勉強をするなど。ブラックボックスで放置していた部分が多かったので、自分でも真面目に勉強しようという気になった。
 2017.6.24(Sat) 東京 晴れ
朝からバイト。昼から研究室に行き計算の確認。まだ終わらない。少し丁寧にやり過ぎてしまった感があるので、少し修正したほうが良いかもしれない。明後日また確認しよう。共同研究者に返事を書き、年次報告書の原稿を指導教官に送り帰宅。
夜は巣鴨の個人開放でバドミントンをしていた。東大のPDの人に会って少し話が弾んだ。最近バドミントンを介してアカデミックの人と出会いがちだ。
 2017.6.23(Fri) 東京 晴れ
昨日は夜遅くまで勉強していたので今日は昼前から研究室に行った。午前中は共同研究者から連絡が来ておりそれに返事を書く。
昼休みは国際交流カフェに。今日は日本人が多くて今ひとつ。
昨日回した計算が終わる気配がないので、PFの年次報告書を書いていた。それを書くためにいろいろと文献を探したり読んだりしながら夕方まで書き連ねていた。
夜は新宿で働いている後輩と久しぶりに会って近況報告。自分の情報をいろんなところで適当にばら撒いているので、彼女もぼくの身の上話をいくつか知っていた。
 2017.6.22(Thu) 東京 晴れ
昨日とは打って変わって良い天気。ぼくの自転車はサドルのスポンジが雨を吸って、雨の次の日は概してお尻が濡れてしまうのだが、それすら朝には乾ききっていた様子だった。
昨日の計算は6時間くらい頑張ってくれて終わっていた。しかし結果をチェックすると不自然な部分があり、何が悪いのか(あるいはこの不自然な結果が妥当なのか)しばらく考えてプログラムを見直していると、しょうもないミスをしていたことがわかった。修正してテストを回す。
昼は国際交流カフェ。毎週行っているのでスタッフの人から顔を覚えられてしまった。今日はカナダから交換留学に来ている子と主に話していた。彼女は建築学科の子で、カナダの冬は-40度にもなるらしく、一年のうち半年は建物を建てる作業ができないのだそう。また、カナダは日本と異なり地震がないらしく、地震が頻発する日本の建造物に興味があるらしい。
修正してテストを回すと、かなり時間をかけてプログラムを走らせても一向に収束せず、発散してしまうので不思議に思い、原因を調べたがなかなか見つからなかった。結局夕方頃までいろいろ試して、最終的にアホなミスを見つけて解決した。プログラムを回している待機時間に来季ビームタイムのプロポーザルの確認をしたり、昨日見つけた論文を読んだりしていた。論文はぼくには少し難しいので、また明日も読む必要がある。
一晩回すための最終テストをしている間に、御殿下でトレーニング。通い始めて1ヶ月ばかりになるが、筋肉に関して、触ればわかる程度の変化は出てきたように思う。
トレーニングのあとテストの結果を確認。昨日までのようなアホなミスは全部消えたように思えるので、一晩回すプログラムを実行して帰宅。
夕食は大学の学園祭以来に焼うどんを作った。夕食の後はFeynmann diagramの本を読み進める。(Photoemissionの教科書では定番の)1粒子グリーン関数をフーリエ変換するとき、変換後の振動を回避するためにエネルギーに微小の純虚数を足す操作が物理的に妥当なのか、M1の頃からずっと疑問だったけどこの本を読んでようやく理解した。時間積分で(数学的に)無限大が出てくるが、現実の実験で無限大になることはありえない、というのが肝だった。
 2017.6.21(Wed) 東京 雨
雨がひどいので朝は千代田線で大学に。昨日の計算結果を確かめたが、あまりうまくいっていなかった。ダメな点に気がついたのでその点は修正する必要がある(どのくらい効いているか知らないが)。とりあえず気持ちを落ち着けるためにarXivの確認。今日は興味のある文献は見当たらなかったので、122系の文献を読んでいた。
昼休みは変わらずドイツ語を勉強。来週で今の本が終わりそうなので、来週からは学部時代の教養の教科書の勉強にシフトしたい。
昼開けは次の実験に必要な機材の見積もりを依頼しに工作室に。久しぶりに行ったせいで地下一階の工作室を地下二階と勘違いしていた。そのあとは解析結果を見直しながら、何かできないかいろいろ考えていた。いろいろ試して今まで恣意的だった部分があったことに気がつき、その部分を修正するためのプログラムを書いた。
夕方テストで回している間に、御殿下でトレーニング。ZeddのBeautiful nowがBGMでかかっていて、大変気に入った。今もこのアーティストの音楽を聴きながら書いている。
テストのダメな部分を修正し、Pomeranchuk instabilityについて少し勉強していると、(結構ダメかもと思っていた)自分の結果に対してクリティカルに思える理論の文献を3つも見つけた。とりあえず印刷して、プログラムを回して帰宅。気になった文献は明日の朝改めて精読したい。 帰りは晴れていたので家まで歩いて帰った。
 2017.6.20(Tue) 東京 晴れ
習慣づけるために今日もarXivを眺めることから1日をスタートさせる。昨日気になった文献とほぼ同内容の報告を違うグループが出しているのを見つけた。研究とは厳しいものだな、と改めて感じた。その後昼まで昨日印刷しておいた文献の勉強。FeSeのネマティシティが格子定数に依ることを明らかにした文献で面白かった。
昼休み、なくなりかけたノートを買いに生協に行き、あとは変わらずドイツ語の勉強。その後同期と少しディスカッションし、先輩と少しだけ実験のことなどを話したりしていた。そこからどうしようもなく睡魔が襲ってきて1時間ほど机で昼寝。起きたあとはプログラムを書き直し、解析を進めた。自動化したいプロセスの中にどうしても自分の手で触りたい部分があったのだが、ひとつアイデアを思いついてその点をようやく回避した。思いつけばなんのことはないが思いつくまでが一苦労。
そうこうしていると8時近くに。プログラムを回している間は昨日セミナーをしていた後輩に少し気になったことを聞いたりしていた。結局プログラムの挙動が正しいかチェックしきれなかったが、疲れたのでとりあえず回して帰宅。うまくいってくれると嬉しいがきっとなんらかの修正が必要だろう。御殿下に行く準備を持ってきていたのだが、開館時間を調べようと思ってパンフレットを確かめると週に3日くらいのトレーニングがちょうどよいとあったので、今日は怠けることにした。
 2017.6.19(Mon) 東京 晴れ
朝早く目覚めすぎて二度寝したら結局研究室に着くのは10時前になった。大学に着くと、最近出たLSCOの論文について先生からメールが来ていた。先週読んでいたのでこれはすぐに対応できた。また先週相談した新しいアイディアがうまく軌道に乗りそうという連絡もあった。忙しくなるが自分で蒔いた種なので頑張ろうと思う。冗談抜きに修論を書けるところから書き始めた方が良い気がしてきた。午前中arXivを眺めていると友人の論文が出ていて焦りを感じてしまうが、こういう俗物的な焦りは禁物な気もする。
昼休みは色々あって2週間くらい空いたドイツ語の勉強。あと少しで今の会話本が終わる。
昼からはarXivで見つけたFeSeの論文と新プロジェクトの関連文献の調査。そのあとセミナーとミーティング。ミーティングのあと少し同期と相談事をし、次のビームタイムの実験準備のために今自分が持っている実験器具の個数の確認をしていた。新しいものを追加する必要があるかも。
夕方は久しぶりに御殿下でトレーニング。今日は講習会とかぶってしまい人が多かったが、無心で走っているとスッキリする。夜は塩焼きそばを自炊。風呂に入って酔いを覚ましてからFeynman diagramの本を数節読み進めた。これからまた酔うけど。
 2017.6.18(Sun) 東京 曇りのち雨
朝から北池袋でバドミントン。昨日に続いてかなり調子が良かった。昼は池袋の立ち食い寿司屋。池袋地下はもう制覇した気でいたのだが、まだまだ知らない場所がたくさんあって驚いた。
家に帰ってからはFeynman diagramの本を読み進めていた。英語も読みやすいし、かなり平易に書いてあるので読んでいて面白い。恥ずかしいことにquasi particleとcollective exitaitionの違いを明示的に今日初めて理解した。適当にきりのいいところまで読んで、夜はバイト。
どうして休日は(平日と異なり)朝からフル稼働で予定を消化しきれるのだろうと少し立ち止まって考えてみたが、おそらくぼくは一つの事柄に没頭、熱中するということができないのだという結論に至った。振り返ってみれば、何かに夢中になって寝食を忘れて取り組んだことなど、今まで一度もない。動いていれば腹は減るし、起きていれば眠くなる。
多くの場合、プロフェッショナルとは自分の専門について他を顧みず一つのことに没頭できる人のことを言うのかもしれないが、ぼくにとってそういった活動スタイルは原理的に不向きで、おそらく不可能なのだ。
だからといってそんな自分の性向を理由に、白旗を揚げるわけにもいかない。怠惰な自分がプロと呼ばれる人たちと渡り合っていくためには、質のよいタイムマネジメントをこなすしかないと思う。自分がどのくらいの時間で集中力をなくすかを把握し、どの時間帯にどういう活動をすることが自分にとって最善なのかを把握し、計画して、実行する。常軌を逸して才能に溢れた人がありえない密度で取り組んでいるものに追いつき追い越すにはこれしかないとぼくは思う。
さて、休日は比較的短時間の予定を(それぞれのタームでだれることなく)複数個こなせているのが充実感の種だと思う。平日の予定も「今日は〜〜をする日」と大雑把になんとなく始めることをやめ、「この時間はこれ、次はあれ」と自分の中でうまく時間割を組み立て、動いていければ、集中力お化けのプロとも少しは渡り合っていけるのではないかと目論んでいる。(さらに言うなら、自身の成長とともに1日の予定から1週間の予定、一ヶ月、一年と長期スパンで物事を考えられるようになると尚良い。)
ただ研究をはじめとする創造的な活動は時間をかけたからといってうまくいくものでもなければ、逆に思っていたよりもすぐにできてしまうこともある。研究に対して完璧なタイムマネジメントができるようになるのは難しいが、時間で縛れる予定(勉強など)を組み込みつつ、日々の充実感を高めモチベーションを高めていく、論理的にも感情的にも正のフィードバックに自分を追い込んでいけるようになりたい、などとバイト帰りの山の手線で考えていた。
 2017.6.17(Sat) 東京 晴れ
昼ごはんに近所の雅山で焼肉ランチ。ランチは比較的安くて美味しい。そして昼からバイト。
昼間お茶の水にいたので、夕方は巣鴨の練習には行かず、秋葉原のサークルでバドミントン。すると高校のときの部活の先輩に高校1年生のときぶりにバッタリ遭遇した。お互い顔も忘れかけていたが、名前を聞いて確信を持ち、久しぶりに話したりバドミントンをしたりできて想像以上に有意義だった。本当に偶然だが、今日は巣鴨でなくこちらを選んでよかった。夜はそこで知り合った博士課程の院生と日高屋ではち切れるほど食い、帰宅。
 2017.6.16(Fri) 東京 晴れ
朝早く洗濯機を回していたら、物を入れすぎて途中でエラーを吐き、最初からやり直しになり結局なんやかんやで昼から研究室に。
昼から昨日の飲み会で教えてもらったBi系cuprateのRIXSの論文を読んでいた。今までなぁなぁにしていたK端、L1端、L2端、L3端の定義を理解した。
それから解析を続けていたが、途中雷が鳴るのが聞こえ、洗濯物を干していることを思い出し夕方ごろ慌てて帰宅。洗濯物たちは一命を取り留めた。
夕食は久々に近所のトンカツ屋の蟻や。
 2017.6.15(Thu) 東京 晴れ
午前中から研究会で気になった文献を読み始めた。また昨晩twitterでみかけた研究者としての心構え?を読んで、arXivを毎日チェックするようにすることにした。PRL, PRB, nature, Scienceなんかも徐々に日々読む習慣をつけたい。まだやってなかったのかよ感がすごいけど、始めようと思ったときが一番早いときなので周りがどうであっても仕方がない。
昼は国際交流カフェ。見知った友人も増えて来た。昼から昨日指導教官に投げた新しいアイデアについてしばし議論。大変になるかもしれないが、運と機会に恵まれたなら挑戦してみたい。
そこからは先週から進めていた解析の続き。また修正案を思いついたので明日修正したい。
夜はよく分からない相互作用で結びついた4人で飲み会。本郷で飲むときは縁が定番になりつつある。物理の話から下らない話まで楽しい。
 2017.6.14(Wed) 柏 曇りのち晴れ
研究会最終日。今日も通しで発表を聞いていたがさすがに集中力が切れてきた。
気になった面白いかもしれないアイデアを指導教官に伝えた。どうなるか知らないがうまくいくとうれしい。
 2017.6.13(Tue) 柏 曇り時々雨
今日も研究会。起きると出る時間ギリギリだったが、接続がかなり良かったおかげで思っていたより早く着けた。
午前中のcuprateのhidden fermion theoryとARPESの自己エネルギー解析の発表がとりわけ興味深かった。EFより上のエネルギーにある擬ギャップが自己エネルギーのEFに関して非対称性を生むらしい。
夕方にポスタープレビューだった。日本語で人前で(一応)oralの発表をするのは初めてだった。大学生の頃、サークルでは人前に立ってハキハキ喋る機会が多かったので、人前で話すことは得意だったのだが、数年間そういうことをやらなくなるとすっかりできなくなってしまっていたようで、緊張で言おうと思っていたことが飛んで、言おうと思っていたことの1/3も言えなかった。
プレビューの失敗をすこし落ち込んでいたが、ポスターではネマティック関連で同じく研究している友人と、今田先生が聞きに来てくださり、幾らか議論でき、アドバイスももらえた。
研究会のあとは辛研の人たちと二次会的な飲み会。家に帰ると日付を跨いでおり、すこし疲れた。
 2017.6.12(Mon) 柏 晴れ
今日から3日間柏で光電子分光の研究会。(柏に訪れるのは今回が初めてということもあって)朝から千代田線とTXに揺られ、東京から柏に通勤するとしたらこんな感じなのかななどとありもしない日常生活に想いを馳せたりしながら柏へ向かった。
実は研究会は午後からだったのだが、せっかく柏に行くということで、柏の芝内研の友達にお願いして午前は研究室の見学をさせてもらっていた。実験の詳細や気になっていたこと、面白い話も聞けて有意義だった。じぶんも何か提供できるようになりたい。
昼は柏キャンパスの中にある寿司屋に連れて行ってもらった。途中テレビのカメラが入って来たが、我々院生には畢竟興味がないようだった。
午後からは発表。さすがに見知った顔も多く、久しぶりの再会も幾らかあった。講演を聞いていると、内容もさることながら発表方法の重要性についてよく考える。目がチラチラして何に集中すればよいか分からなくなるので、スライドの中に最初から全ての情報を載せてしまうのは完全にナンセンスだと改めて思った。聞き手に簡単な(と話者は思っている)計算などもさせるべきでないと思う。
家に帰ると結構遅くなり、ジムに行くのは諦めた。明日のポスタープレビューの準備をして明日に備える。
 2017.6.11(Sun) 東京 晴れ
福助(行きつけの近所の居酒屋)のマスターたちに肉と日本酒という焼肉コースと日本酒飲み放題の店に連れていってもらった。面白い常連の人たちと知り合えて楽しい食事会だった。結局その流れでE-YANAKAで二次会。「横柄な態度で年に1回3万円落としていく客よりも、たとえ1回500円でも日頃から感じ良く来てくれるお客さんの方を大切にしたい。」というマスターの言葉が自分の中で強烈に刺さり、大切な心構えにしようと思った。
夕方は酔っ払って寝てしまっていたので、夜起きて指導教官からのレスポンスを確認。大学に行きポスターを印刷しに行った。明日から柏で3日間研究会。
 2017.6.10(Sat) 東京 晴れ
午前中はバイト。昼から大学に向かい発表資料の手直しをし、指導教官に確認依頼を送信。大学から歩いて家に帰り、夜は大塚でバドミントン。
 2017.6.9(Fri) 東京 晴れ
午前中は(涼しい)実験室で中性子散乱のテキストを読んでいた。昼は国際交流カフェ。オーストリアから交換留学に来ている子と話していた。ビールの消費量はドイツが世界一だと思っていたのだが、実はオーストリアが世界一でドイツは3番目らしい。
昼からは来週の研究会のポスター製作。今年度からは発表資料の色合いを緑とか青系に意識している。途中少し時間のかかる解析(これは今回発表するつもりではないが)をまわしつつポスターを書いたりしていると夕方。頭の休憩を兼ねて御殿下で40分トレーニング。
そのまま夜はポスターの続きを作った。とりあえず完成に近いと思うが、一晩おいてまた明日確認する。
 2017.6.8(Thu) 東京 くもり
梅雨入りしたのか非常に蒸し暑い。登校中も雨に降られた。
大学に着くと先週末やろうと思っていた方針で少し修正してプログラムを動かす。動かしている最中に国際交流カフェ。
もう止まっているだろうと思い、帰ってパソコンを覗くとまだ止まっていなくて不備を見つけたのでやり直し。ポスタープレビューが今日締め切りなのでその準備の一環で中性子散乱の勉強をしていた。途中あまりにもデスクワークが辛いので実験室のソファに寝転がりながらやっていたが、実験室が寒すぎて1時間ほどで退散。
夕方からポスタープレビューを製作。参考にしていた資料がプレビューではなくアブストラクトだったというミスがあったが、8時過ぎには作成終了。その後御殿下で40分ほどトレーニング。久しぶりなので今日は軽めにしておいた。
昨日実家から高校で買わされた(ほとんど読んでいない)現代文学名作選を持って帰ってきた。今日は志賀直哉の「清兵衛と瓢箪」を読んだ。ときどき暇を見つけて、読みたいと思う。
 2017.6.7(Wed) 京都 >> 東京 涙雨
昼から告別式。意味のわからぬお経を聞き続ける形式的な葬儀には何の感情も抱かなかったが、いざ最後のお別れとなると親族の誰よりも泣き続けてしまい、手向けの花を持つ手が痙攣するほどだった。京都のときの論文を棺桶に入れ、より良い研究、仕事ができるようにと心に誓った。
「人はいずれ死ぬし、自分もいつか死ぬ。」そんな極めて自明な事実を改めて実感したこの数日だった。手向けの花を供えたときは泣きはらしたが、そのあとは気持ちを切り替え、最後の別れ際「貴方に恥じぬ立派な人になります」と彼の耳元で静かに、しかし強く誓った。
 2017.6.6(Tue) 京都 晴れ
昼から祖父の家へ。父親の希望で湯灌師に湯灌をしてもらった。彼の幸せそうな顔を見ていたときは何も思わなかったのだが、湯が瞼の上に当たっても、鼻に当たっても、何も反応のない祖父の姿を見て、思わず涙が溢れでた。止めようとしても泣き続けたのは生まれて初めてだった。
その後棺桶に祖父が入り、ぼくたちより先に式場に。その後ぼくたちも追いかけるように式場へと向かった。そして通夜が粛々と行われた。
 2017.6.5(Mon) 東京 >> 京都 晴れ
朝早く実家から良くない知らせ。微かな望みにかけて朝一番で京都に帰省。しかし山手線に乗り秋葉原を過ぎたあたりだっただろうか、母親から訃報。
事実は極めて受け入れ難かったものの、止まるわけにもいかず新幹線に揺られ実家に。道中普段なら欠かさない酒も音楽も全く手をつける気になれなかった。 程なくして祖父の家へ。ICUで無数のチューブに繋がれて生かされていた(と、ぼくは思っている)ときよりは幾分幸せそうな顔をしているように見えた。そのためか、ICUでは涙が止まらなかったが、今日はまるで出てこなかった。枕経を済ませ、慌ただしく諸々の準備を進める父親と叔父、祖母を横から眺めていると、これまでは見えてこなかったかつての家庭が見えるようだった。
寡黙だった祖父からは「うちの家系に天才はいないが、努力がうちのアイデンティティなんだ」と、ことあるごとによく聞かされたことを覚えている。ぼくも例に漏れず天才ではないが、そんな教えを受けるたびに、人並みに努力しようと気が引き締まった。この教えを胸中に刻み、彼の初孫として恥じぬ振る舞いをしていきたい。
明日は通夜、明後日が告別式。
 2017.6.4(Sun) 東京 晴れ
午前中は爆睡。昼から巣鴨でバドミントン。夜は大学のときの友人と谷中で飲んでいた。
 2017.6.3(Sat) 東京 晴れ
若干二日酔いの中起床。昼に向けて家事を回しつつカレーを作った。そのあと上野で散歩。科学博物館にはもう何度も行ったので、内容を覚え始めつつある。
ぼくの希望で東京駅を見たいとリクエストし、東京駅の丸の内口を見に行った。乗り換えではよく使うのだが、見たことがなかったので一度見てみたかったのだ。そのまま日本橋まで歩き、「メッセージ」を見に行った。夜は東京駅で夕食をとり帰宅。
 2017.6.2(Fri) 東京 晴れ
今日もやる気の希薄な1日。午前中は昨日考えていたことを先輩とディスカッションし、昨日思いついていた勘違いしているかもしれない可能性を確認するため先方にメイル。
昼休みは国際交流カフェ。日本人率多めでいまひとつ。アメリカから来ている子が「日本の授業を受けていて一番アメリカと違うと感じたのは、授業中手を挙げて質問するべきではなく、授業後に先生に聞きに行く必要があること」と言っていた。確かになぜ日本はこれが標準スタイルなのだろう?(高校くらいまでの)教科書的にも確立しているような勉強だと日本のスタイルはむしろ効率的だと思うのだが、バックグラウンドが多種多様な大学院の授業で、最先端の整備の不確定な学問をやる場合、アメリカ式のインタラクティブな授業の方が、講師も生徒も得るところが大きいと思うのだがいかがだろうか?
昼からは工学部で開かれていたセミナーに参加。その後送っていたメイルに返信があり、自分が勘違いしていたことがわかった。
その後もやる気は続かず、土日にプログラムを自動で回すのための調べ物ばっかりしていた。途中分野外の教室コロキウムを聞きに行ったりしていた。結局、土日に自動で回すことも叶わず、極めて生産性の低い金曜日になってしまった。
夜は高校時代の友人と池袋で飲んでいた。
 2017.6.1(Thu) 東京 雨のち曇り
午前中は特にやる気もせずどうしようもなかったので、スパースリングモデルの文献をひたすら読んでいた。
昼休みは国際交流カフェ。今日は白玉カフェと銘打ち、白玉が振舞われていた。初めてアメリカからの留学生と知り合いになった。彼女は大変日本語が上手で、日本のcultureもよく知っていてすごかった。英会話講師のバイトをしているらしく、英語の間違いも色々と教えてくれた。彼女がぼくのゴミを受け取ろうとしてくれたとき好意に甘えて渡してしまったのだが、横にいたフランス人の留学生に「こうやるんだよ」と彼女と僕のゴミを持っていてくれて大層恥ずかしかった。完全に言い訳だが、英語で物を考えていると女性を気遣えるだけの余裕がなくなってしまうようだった。
昼からもやる気は復活せず、少しプログラムを修正しては回すの繰り返し。完全に気持ちが週末に向かっているが、ちょっと基本に立ち返って考え直すと面白そうな結果が出た。興奮して指導教官にメイルを送ってしまったが、夕方ジムでトレーニングしているときに、少し勘違い(しているかもしれない可能性)に気がついた。明日また訂正しないと。

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